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HIV予防・エイズ予防

ツルバダ配合錠

 

ツルバダ配合錠:ツルバダ配合錠とは

ツルバダ配合錠とは、HIVウイルスに感染した人の治療や、HIVウイルスに感染しないように予防で用いられる薬です。「ツルバダ配合錠」は、「ツルバダ」の一種であり、日本たばこ産業により製造・販売されているツルバダの商品名を「ツルバダ配合錠」と呼びます。

ツルバダとは、次の2つの成分の含まれた薬です。

  • エムトリシタビン:200mg
  • テノホビル:300mg

「エムトリシタビン」も「テノホビル」も、どちらも抗ウイルス薬であると同時に、HIVウイルスに特徴的な「逆転写酵素」の働きを阻害します。HIVウイルスは、「逆転写酵素」の働きを阻害されると、人間の体の中でHIVウイルスを増殖させることができないため、HIVの治療薬や予防薬として利用されるわけです。

ツルバダ配合錠を使う場合、HIVの治療薬として使う場合と、予防薬として使う場合があり、使い方も次のように異なります。

  • ツルバダ配合錠を治療薬として使う場合:ツルバダ配合錠+もう一種類の抗ウイルス薬で、併用して使う
  • ツルバダ配合錠を予防薬として使う場合:ツルバダ配合錠のみで使う

普通の人がツルバダ配合錠を利用する場合は、ゴムなしフェラやゴムなしセックスをするときの、HIVウイルス感染への「予防薬」として使うのが一般的です。ツルバダ配合錠を予防薬として使う場合は、次の2つの使い方があります。

  • PrEP:ツルバダ配合錠を、毎日1錠ずつ飲み続ける
  • オンデマンドPrEP:ツルバダ配合錠を、ゴムなしセックスの前に2錠飲み、翌日に1錠、翌々日に1錠飲む

「PrEP」とは、「プレップ」と読み、ツルバダ配合錠を毎日飲むことで、HIVウイルスへの抵抗力を常に高くしておく方法です。「PrEP」は、風俗嬢やAV男優など、仕事の中でエイズに感染する危険のある人向けの方法です。そのため、一般の人の場合は、ツルバダ配合錠をPrEPで使うことは、あまりありません。

「オンデマンドPrEP」とは、「オンデマンドプレップ」と読み、ツルバダ配合錠を一時的に飲むことで、HIVウイルスへの抵抗力一時的に高くする方法です。「オンデマンドPrEP」は、ゴムなしセックスを時々楽しむ人や、時々風俗に通う人や、ゲイの人向けの方法です。オンデマンドPrEPなら、ツルバダ配合錠の消費量も少ないため、財布に優しいというメリットもあります。

ツルバダ配合錠とは、HIV感染の予防薬!
ツルバダ配合錠のジェネリック『テンビルEM』正規品

ツルバダ配合錠:ツルバダ配合錠の薬価

ツルバダ配合錠とは、日本たばこ産業が製造元の薬で、薬価は、次の通りです。

  • 3917.8円/錠

そのため、ツルバダ配合錠は、1錠あたり3918円と、かなり高額になります。

ツルバダ配合錠を、HIVウイルスの予防薬として使う場合、日本では予防医療では保険適用が効きませんから、薬価で払うことになります。そのため、ツルバダ配合錠を「PrEP」や「オンデマンドPrEP」で使うと、次のように、かなりの金額になってしまいます。

  • PrEPで1ヶ月使う場合:30錠なので、3917.8円×30錠=11万7534円
  • オンデマンドPrEPで1回使う場合:1回4錠なので、3917.8円×4錠=1万5671.2円

さらに、診察代も保険適当なしですから、1回の診察代だけでも2万円前後かかります。

そのため、「ツルバダ配合錠」でHIVウイルスの感染予防したい場合は、「ツルバダ配合錠」を日本の病院でもらうのではなく、「ツルバダ配合錠」のジェネリック医薬品を海外から輸入して使うのが一般的です。「ツルバダ配合錠」のジェネリック医薬品は、海外では「テンビルEM」という名前で販売されており、ツルバダ配合錠より9割以上安い価格で購入することができます。そのため、生セックスや風俗を楽しみたいけれど、後々、高額のエイズ治療費を一生払い続けたくない方は、「テンビルEM」もチェックしておくといいかもしれません。

ツルバダ配合錠とは、薬価が高いのが難点!
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